令和7年1月11日(土)から2月28日(金)まで、東京ミッドタウン ガレリア3FのTHE COVER NIPPONにて、〈久乗おりん〉の展示・販売会を開催いたします。
「久乗おりん」は、富山県高岡市の伝統工芸である高岡銅器の技術を受け継ぐ株式会社山口久乗が制作するおりんです。明治40年(1907年)の創業以来、仏具の製作に携わり、近年では現代のライフスタイルに調和するデザイン性と機能性を兼ね備えた製品を提供しています。
おりんの音色は、1/fのゆらぎを持つとされ、心地よいリラックス効果が期待できます。そのため、仏具としてだけでなく、日常生活の中で癒しや安らぎをもたらすアイテムとしても注目されています。
また、「久乗おりん」は、駅の発車メロディや学校のチャイム、観光地の鐘の音などにも採用され、多くの人々に親しまれています。特に、北陸新幹線新高岡駅や高岡駅の発車メロディは、「久乗おりん」の楽器「久乗編鐘」を用いて作曲・演奏され、その優しい音色が地域の音風景の一部となっています。
製品ラインナップも多彩で、インテリアとしての「てのりん」や、十二支の音を表現したおりん、楽器としての「久乗編鐘」など、さまざまなシーンや用途に合わせた商品が揃っています。
さらに、2025年2月1日(土)・2日(日)には、東京ミッドタウン ガレリア3FのTHE COVER NIPPONにて、雅楽演奏家・おりん奏者の太田豊氏による演奏会「おりんの音で感じる四季のめぐり」が開催されます。鳥の声、蝉の声、波の音、雷雨など、四季折々の自然の音を織り交ぜた「久乗おりん」の生演奏をお楽しみいただける貴重な機会です。
「久乗おりん」の音色は、心に安らぎと豊かさをもたらします。ぜひこの機会に、その魅力を直接体験してみてはいかがでしょうか。